we almost lost detroit『我々はデトロイトを失うところだった』

ギルスコットヘロンの思い出は、高校生の時にフリーソウルのコンピレーションを聴いてカッコいいなと思い。当時リイシューされていた、レコードを渋谷のレコファンで買った記憶がある。
当時のレコファンは、再発のレアグルーヴフリーソウル系が充実していた。
1999年頃かな、今から13年くらい前の話だから懐かしい。

ギルスコットヘロンの曲に 『we amost lost detroit』という曲がある、デトロイトに建てられた原発(高速増殖試験炉)が1966年に世界初の炉心溶融事故を起こした。その時の思いをスリーマイル事故の2年前1977年に書き上げた。
commonのネタになったり black starのネタになったりhip hop好きには、馴染みの深い曲だと思う。
我々は、デトロイトを失うところだった。

私たちは、何を失うところだったのか、或いはすでにもう 何を失ったのか。




以下翻訳してるサイト
http://protestsongs.michikusa.jp/almost_lost_detroit.htm

We Almost Lost Detroit/デトロイトを失うところだった
訳詩 by Paul Kim

ハイウェイを見上げると建っている
違う時代からきた怪物のよう
運転する母親に幼子のように尋ねたくなる、
「あれは何?」
しかし、誰も足を止めて子供の質問の答えを
考えようとしない
彼らがどう生き残るかについてもだ、

それで今回僕らはデトロイトを失いそうになった
気が狂っていく状態から
どうすれば立ち直れるのか

デトロイトから30マイルのところに
巨大な発電所が建っている
毎晩都会が眠ってる間にも
絶滅までの秒針を刻み続ける
しかし、誰も足を止めて人々のことを、
どう生き残るかについて考えようとしない

それで今回僕らはデトロイトを失いそうになった
気が狂っている状態から、
どうすれば立ち直れるのか

モンロー州のシェリフは心の中に
大災害のことを考えていたはずだ
カレン・シルクウッドがまだ生きていたら
何と言うことだろう、
人々の安全よりもお金がいつも優先される

それで今回僕らはデトロイトを失いそうになった
気が狂っている状態から、
どうすれば立ち直れるのか

(以下略)この歌の詩の内容が自分の気持ちを代弁している。

Black Star
Mos Def & Talib Kweli - Brown Skin Lady
当時聴き込んだ思い出の曲。