ブラックミュージック覚え書き。

最近は、ブラックミュージック三昧。
レコードを買い漁って聴いてる日々、音楽制作は停滞気味になってる。
私の持論だと『聴くのも制作の一環だ!』と甘い考えを持ってるから気にしないことに決めた。

大のお気に入りは、ドナルドバードの『Places&Spaces』自分の持ってるコンピレーションに何曲か入っていて知っていたのですが買って正解。
根っからのジャズファンには、あまり人気がないみたいですね。レアグルーヴムーブメントやヒップホップのサンプリングネタとして、再評価されるようになった音楽です。

学生の頃は、高嶺の花だったオリジナルのレコードが今は、値段がこなれて来て買えるようになりました。自分がDJやり始めた10数年前は、DJ全盛期で欲しいのにモノが無いDJバブルだったような気がします。
やっぱりDJをやる時、レコードが一番手に馴染むし、曲を探す時もCD−Jだと時間かかるからね。
レコードだと針と溝が擦り合って電気信号として拾って音が出てる。その感じがDJやってる時もテンションが上がる要素の一つだと思う。楽器的と言うか。

ところでPlaces&Spacesは、本当に良く出来た作品で。
空中に浮かび上がる様な浮遊感があってね、アルバム全体を通して凄く良い。
表題曲のPlaces&Spacesとかその典型。
プロデューサーは、ミゼル兄弟でスカイハイプロダクションとして有名?
良くスカイハイサウンドとか言われてるみたい、一聴すれば何となく分かると思うが、ドラマチックな展開がたまらない。
単調でオーバープロデュースとか言われたりもするみたいだけど。人によって感じ方が違うのがまた音楽の面白いところ。
ミゼル兄弟とチャールズステップニー関連のレコードは、オリジナルでコレクションしたいと思う。今日この頃でした。

Donald Byrd Places&Spaces


この浮遊感!

Rotary Connection I Am The Black Gold Of The Sun

ノイジーなエレキがいい味出してるわ。