生き延びる為の技術 3

主題は『花』 また毎年ループする。

映像完成、徐々にですがカメラの特性も掴めて来ました。まだ体の一部の様には使いこなせていませんが、、、
ただ映像を撮る様になって変わったことは、日常の風景を違った視点で考えるきっかけを得たこと、ちょっとした引っかかり(普段重要と思ってなくて意識から流れてしまうもの)も重要な要素として考える対象になったことであり、全ての些細な事を考える様になったら気が狂うかもしれないが、金のかからない最上級の遊び(遊戯)だと思う。

視覚からイメージしてカメラに落とし込む。当たり前のその一連の作業が面白く自分の感覚器の一部が拡張されたような気がして嬉しい。もっと音楽とフィードバックしていけば、別な(オルタナティブ)な方向や方法も見えてくるかもしれない。

ティーブジョブスの言葉を参照するなら、点と点をつなげる作業が必要、ただそれは後から分かる事だ、後だしのジャンケンで後だしの勝利だ。現時点でこの『点』は、何につながるか分からない、ただ淡々と未来の『点』と接合する意思を持って進めるしか無い。

ギリシャ語のアーモス(armos)には、合わせ目、継ぎ目など接合部を意味する言葉があり、のちのラテン語のアルス(アートの語源)などに受け継がれて来た言葉がある。この接合の意味は、芸術作品、広くは『もの作り』全般に対して重要な言葉だろう。

砕かれた大地に、花束を、、、