脳内レーベルと今年の抱負。

脳内レーベルと今年の抱負。
遅ればせながら、今年の抱負を考えてみた。

一つ目、勝手に音楽レーベルを作る。(世にある音楽レーベルは、勝手に存在してる)
二つ目、次のアルバムの配信(一年に一枚のアルバムを作る予定だったのに初心忘れる、去年出せてない)

以上の二つを取り敢えずのゴールとしてみようと決定。

思えば音楽レーベルを作る事は、高校生の頃から考えていたな〜。
確かにアノ頃の雑誌(スタジオヴォイス?)かなにかで、ドイツのベルリンには、200〜300?の音楽レーベルがあるって書いてあった気がする。
本当かどうか分からないけどベルリンならありそうな気がするし、重要なのはソレが嘘でも今日まで覚えていることで、かなり衝撃的で羨ましかった。

多分みんなそれだけじゃ食えないから昼間働いて、家に帰って来てレーベルの運営などしてるんだろうなと考えて、何か興奮した。

音楽レーベルと言っても実体のある『会社』って感じじゃなく、ヴァーチャルな感じの会社を作りたい(お金&時間が無いから当たり前だ)
ゴースト会社、ダミー会社みたいな感じで、電子空間に広がる無数の名も無い音楽(面白いもの)をピックアップしてカタチに出来たら良いな。
ヴァーチャルな空間を共有する様なムラ的なプラットフォームを作れたら楽しそうだ。

現実世界の空間で作品を発表するのは難しく限りあるけどヴァーチャルな電子空間なら無限に近く領域がある。
音楽の場合だと、CDにして流通させるとなると、それなりのお金がかかるし売れなかった時のショックが大きい。
恐らく次の公式?が当てはまる。個人でやると結構リスク+時間が奪われる+制作する時間が無くなる=俺才能無い音楽制作辞めるパターン。

でも才能がある人ならそんなの乗り越えてやるんだろうけど。
自分は成功も失敗もしない方法をひねり出す。(ひねり出せたのかは疑問だけど、単純に面白そうなだけが動機だ。)

ところで、ある大学の教授が言っていた言葉で、『ほとんどのモノは誰かに与えれば無くなってしまうけど、知識や教養は人に与えても無くならない』
みたいな事を言っていた、芸藝とか音楽もそうで、決してなくならない。誰かと共有出来る。

そしてもし最悪無くなるとしたら、お金と貴重な時間と、音楽ダウンロードに費やした機器の記憶容量(笑)

差し当たり今の自分が作れるものは、音楽しか無いので、音楽でやってみよう。
儲けさえ考えなければ(いや考えても)持続可能。継続的にかかる費用は月々のサーバー費用(3000円)ぐらいで済みそうだ。

取り敢えずホームページを作り、出来た音楽を配信するってことだけなので出来るハズ(結局、一番の難問は良い音楽を作る事だ)

実は今の自分の状況と照らし合わせてみると、例のベルリンのレーベルと意外とかぶってる。昼間働き、帰って来て音楽制作、出来た音楽を配信。それにレーベル運営を足せば、相当ダウンスケールしてるけどアノ頃憧れたモノになってるじゃ無いか!!
(盲点だったけどコレがアイディアの出発点。)

脳内レーベルに終わらせない為にも、今日は、この抱負を抱いて寝よ。

実体のない敵の風車と戦うドンキホーテ役に少々疲れ、実体のある世界でやってみようと思う今日この頃。
でレーベルの名前は『Marginal Music』

(音楽レーベルの由来は、レコード盤の中央部に貼付される、曲目、音楽家、レコード会社名などのクレジットが記載されたラベル紙が由来みたい。勉強になりました)