未決のもの、未済のもの、つまり済んでないもの、

季節はすっかり秋ですね。紅葉を見たり温泉に浸かったりして季節の移ろいを肌で感じて満喫したいところです。
頭の中でそんな事妄想しつつ、今作っている作品が出来上がるまで、お預け。

『未決のもの、未済のもの、つまり済んでないもの、終わらないものを、たくさん抱えておくということが、もっとも人を疲れさせる。』佐々木中『踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ』

自分の場合は、済んでないことが多すぎて自分自身を見失い、あたふたして、足取りも拙く、、、ぬかるみに嵌り、せめてこの作品を完成させて、もっと軽やかに進んで行こう。
そして、また次のぬかるみに気持ちよく嵌るために！

自分の様なPCメインのスタイルの場合、その都度失敗でもいいから、いやむしろ正しく失敗する為にこそ決着することが大切だと思います。
音を作る上でいくらでもトライ＆エラーが出来る事は、素晴らしい反面何か別の落とし穴がある様な気がしてます。

作品の方は大詰めでミックス作業中。（年内に配信出来ると思います。）
そもそものきっかけは曲作りに煮詰まっていたある日、過去４年間寝かしに寝かしていた（溜まっちゃった）作りかけの曲を改めて聴き直してみたらなかなか面白い発見がありました。

当時試行錯誤して作っていた時の感性と『今』現在の自分の感性がズレていて、新鮮な響きでした。
過去の自分と対話（コラボレーション）みたいな閃きがあり。そんな理由を面白く感じれたのが作品を作る原動力みたいになったと思います。

音の感じは、1stを路線で内省的なサウンドスケープ

。

新曲の告知のつもりが、方法論と一緒になってきそうなのでまた次回。アルバムは７、８曲入りくらいになります。